11月22日(金)のはなまるマーケットで、「薬丸さんが行く『和歌山・熊野詣で』」として南紀・熊野地方が紹介されていました。
はなまるマーケット「薬丸さんが行く『和歌山・熊野詣で』」
http://www.tbs.co.jp/hanamaru/tokushu/20131122.html
熊野詣とは、本宮(ほんぐう)、新宮(しんぐう)、那智(なち)の熊野三山に参詣することで、平安時代などは法皇や上皇、貴族が頻繁に参詣されてたようです。
源平合戦の平治の乱のときには、平清盛が参詣で行っているときに源義朝が挙兵したのは有名ですね。
本宮には熊野本宮大社、新宮には熊野速玉大社、那智には熊野那智大社があって、熊野詣ではそれら三社にお参りするものですが、今回のOAでは熊野那智大社だけお参りしてました。
ちなみに、那智大社のある那智勝浦町の店舗として、丸正酢醸造元様、まぐろ一番.com様に南紀熊野ええもん市場に出店いただいていまして、お土産に迷われたら、現地でぜひご購入いただければと思います。
それで、お土産などで買われた商品をお気に入りいただきましたら、南紀熊野ええもん市場でお買い求めいただけますと幸いです(と、ちゃっかり宣伝も...)
昔の人が熊野詣のときに歩かれていた熊野古道ですが、2004年7月にユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されまして、一躍有名になりました。
また、「kumano kodo」としてミシュラン観光ガイドで三つ星を獲得しまして、パワースポットの宝庫としても注目されているようです。
その中で、今回は那智の大門坂~熊野那智大社~青岸渡寺~那智の滝という1時間半のルートを歩かれていました。
まず、大門坂ですが、苔むした石畳が続く杉並木の道で、熊野古道で最も美しい道と言われています。
私も小さいころは遠足で何回も登ったはずですが、やはり子どもだったので、特に感動も何もなかったですね(笑)
大門坂の入り口から熊野那智大社までは、約2.5kmの石段で、だいたい歩いて1時間ほどで登れるようです。
途中でお茶屋さんもありますので、のんびりと休憩しながら行くのも良いでしょう。
登ったところにあるのが、熊野那智大社です。
はなまるマーケットでは、樟霊社胎内くぐり(無病息災、長寿を願う)、日本一ジャンボおみくじ(筒の長さが何と133cm)、八咫烏(やたがらす)の勝守(サッカー日本代表のエンブレムとしても有名な八咫烏が描かれたお守り)などが紹介されていました。
熊野三山の中で、おそらく規模が一番大きいのが那智大社だと思いますので、時間に余裕をもって行かれることをお勧めします。
その次には、那智山青岸渡寺に行かれていました。
青岸渡寺は、西国三十三所第一番札所で、本堂と宝篋印塔は国の重要文化財に指定されています。
いつ造られたかははっきりしていないようですが、平安時代にはあったようです。
本堂の後方からは、那智の滝と朱色の三重の塔を写真で1枚に収めることができ、必見のフォトスポットになっています。
最後に紹介されていたのは、那智の滝でした。
那智の滝は、華厳滝や袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている名瀑で、落差133mは一段の滝としては日本一の高さとなります(称名の滝は四段合わせた高さが日本一)。
大晦日から元旦にかけてはライトアップもされますので、正月旅行や帰省の際は、ぜひ行ってみることをオススメします。
番組後半の内容については、また次回の投稿でご紹介します。