映画「溺れるナイフ」の火祭りのシーンのこぼれ話

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映画「溺れるナイフ」の火祭りのシーンのこぼれ話

11月5日より公開され、主演の小松菜奈さんと菅田将暉さんの白熱の演技が話題で大ヒット中の映画「溺れるナイフ」は、架空の田舎町「浮雲町」を舞台とした物語ですが、撮影は新宮市や那智勝浦町などの熊野地方で行われました
すでに鑑賞した観客から「劇場内が静まり返る、息を呑むシーン」とSNS上で声があがっているのが、「喧嘩火付け祭り」という火祭りのシーンです。

この火祭りは、新宮市で毎年2月6日に開催される「お燈まつり」がモデルと言われていますが、その撮影が行われたのはお燈まつりが行われる神倉神社ではなく、熊野川河口付近の高台にあり、国の指定史跡である新宮城(丹鶴城)跡の丹鶴城公園です(地元の人は「二の丸」と呼ぶことが多いです)。
新宮駅から歩いて行ける距離で、高台からの眺めも良いので、新宮を訪れた方は、ぜひ足をお運びいただければと思います。
ちなみに、「お燈まつり」では映画のように激しく踊ることはなく、松明を持って山上から石段を降りていくだけとなっています。
劇中と同じく女人禁制のお祭りとはなりますが、地元の人だけでなく誰でも参加できますので、ロケ地めぐりのついでに、ぜひご参加ください。

また、火祭りのシーンで参加者が着ている白装束ですが、実は南紀熊野ええもん市場のお燈まつりショップでご購入いただきました!
昨年のブログで詳細は伏せて書いていたのですが、映画関係者からお問い合わせいただき、60着ほど納入させていただいたのです。

季節外れにお燈まつりの装束が60着も売れました!
https://tokusan.nankikumano.jp/blog/staff_diary/149/

あと、松明についてはお燈まつりショップのものではなく、新宮市で製材業を営んでいる板美商店さんが映画のために作られたそうです。
エキストラとしても地元の方がボランティアで多く参加されたようですし、やはり地方での映画の撮影は、その地元の方々がいろいろな協力をしてできあがっていくものなんですね。

「喧嘩火付け祭り」の撮影が行われた丹鶴城公園についてはコチラ>>
「喧嘩火付け祭り」のモデルとなった「お燈まつり」についてはコチラ>>
「喧嘩火付け祭り」のシーンで使われた白装束を販売している「お燈まつりショップ」はコチラ>>
「喧嘩火付け祭り」のシーンで使われた松明を作られた「板美商店」のホームページはコチラ>>

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