南紀熊野ええもん市場スタッフの中家です。
すっかりと暑くなってきましたねぇ。
ただ、今年はエルニーニョ現象が発生する可能性が高いらしく、梅雨明けが遅い、冷夏・多雨・日照不足になるかもしれないとのことです。
夏が暑すぎるのも辛いですが、曇りばかりというのも悲しいですよね。
ここのところマグロのネタばかりの記事になっていますが(生マグロの水揚げ日本一の漁港は紀州勝浦漁港、生マグロが冷凍マグロよりおいしい理由)、今回もマグロにフィーチャーします。
生マグロをお刺身で食べるときですが、いつが食べごろかご存知でしょうか?
何となく、釣れたてが一番おいしいような気がしますが、2014年5月7日放送の「ホンマでっか!?TV」によりますと、釣られてから4日後が一番美味しいとのことです。
まず、釣れたてのときですが、死後硬直が始まるので、ゴムのように固くなるそうです。
そのあと、筋肉が徐々に溶けはじめるので柔らかくなっていくのですが、そのときに旨味成分であるイノシン酸が生成されていきます。
その旨味と柔らかさが絶妙なバランスのときが釣られて4日後となるようですね。
もし、生マグロを注文するときは、いつ釣れたものかも聞いておくと、食べごろがわかって良いかもしれませんね。
あと、釣りをして釣った魚も、やはり何日か冷蔵庫で寝かせた方が旨いようです。
ちなみに、冷凍マグロの場合は、解凍するとすぐに身の組織が壊れて柔らかくなり、また旨味成分が水分と共に出ていってしまうので、解凍直後が一番おいしいそうです。